祝‼︎ 『30MS賞』受賞!!!!
うちのシアナ、やりました。
遂に初めて、公式コンテストで賞を頂くことができました!!
30MS賞です!
記念の意味も込めまして、製作のことや(自分の)批評を記します。
受賞を目指してこんなこと考えてました、といった内容です。
コンテストをで受賞を目指す人の、参考になればと思います。
↓こちらから受賞作品を確認できます。

プランニング
カッコつけて言っていますが、要は「どんなカスタマイズにするか?」という事です。
特に私が意識していたのは、
- どのシスターを選ぶか
- 受賞に値する作品を意識する
- 今回のコンテストのテーマ
の三点です。
順を追って説明します。

どのシスターを選ぶか
どのシスター、またはオリジナルだからダメな訳はないです。
好きなシスターを題材にしましょう。
ここはモチベーションの話てす。
受賞に値する作品を意識する
賞を取って気が大きくなっての発言、ではありません。
無冠であろうと、必ず意識するべき点だと思います。
(あくまで「受賞を目指す場合の話。「好きに作って賞も取れたら嬉しい〜」と言う参加動機も、大変尊いものだと思います。)
話が逸れましたが、要は「どんなシスターなら受賞出来るか考え、その要素を必ず盛り込む」という事です。
そのために、とにかく過去の受賞作品を延々と眺めていました。
どこが良いと思ったか、なぜそう思うのか(思わされるのか)など……。
では私は何を「要素」としたかというと、「メインカラーを設定して、アクセントになる色を1色入れる」という事でした。
前々回コンテストの反省にもあったのですが、一目見てぱっと特徴があることは絶対条件だと思っています。
なので投稿写真をみて、
「紫系の作品、赤紫の部分が目を惹く」
というのを想定しています。

今回のコンテストのテーマ
今回は局地戦で特賞がある、という事で「水中戦」選択しました。
……が、この部分は
「シアナだから水中戦のイメージが、見る側にもあるだろう」
という甘えが出た部分でした。
もっと水中戦を意識したパーツ選びがしたかった。

……とはいえ、このアンカーのアイデアは自分でもかなり気に入っています。
カスタマイズと塗装
素組み
コンセプトは『シアナの水上機装備』といった所(制作中にテーマが”水中“である事を思い出して少し焦った。)
実の所、この装備自体は1年ほど前に組んでいたものであり、今回の機会に仕上げた。
なかなか気に入っていたのだが、1年構想を練り続けた訳では無いため、愛着のせいで少し最新の自身のセンスや買ったオプションを取り入れることができなかった。
この辺りは、コンテストの発表前に作ってしまう弊害があったなと思いました。
カラーリングの決め方

今回は、前述の通りカラーリングは絶対に意識したい部分なので、初めて画像上でシミュレーションしました。
方法としては
- 白背景で写真を撮る
- アイビスペイントの塗りつぶしでざっくり塗る
と言ったかなり簡易な方法です。
これが思いのほか有効で、この過程で脳内にあったカラーリングから結構変更がありました。やっぱ一回出力して見るものですね。

下が最終稿。
前述のアクセントをどうするかは結構悩みました。
結果、太もも以外のボディ肌色は赤紫にしました。
表面処理や塗装
表面処理
この部分は特に言うことはない。
大掛かりな工作などはしていない、表面処理と少しのスジ掘りの直し。
ここは結局、基礎的な部分なので。
日々、研鑽するしか。
塗装
ここも特殊なことは何も。
ただし、ボディの赤紫は絶対に目が行ってほしい部分。

他より手間をかけて、グラデーションやハイライトを意識して仕上げました。
「ここだけ質感が違いますよ」
という”いい違和感”が目線を誘導するポイントだと思います。
完成、そして撮影
コンテスト用の写真について
コンテストで2番目に重要だと思っています。
今回は色々考えた結果、3枚投稿しました。構成としては
- 縦長(4:5)を一枚
- ギミック見せる用に横長(16:9)2枚
の3枚構成にしました。
本音は、インパクトのある写真を一枚が良いと思っているのですが、ギミックを腐らせてしまうのでできませんでした。
感想と反省
今回は目標通り受賞となりましたが、もちろん反省点はいくつかあります。
テーマ性がイマイチだったこと
水中戦の要素をギアにもっと盛り込みたかった。
やはりこの辺は、特賞作品は抜きん出ていて、本当に感服してしまう。
思ったよりも目を惹く作品に出来なかった
これは自身の作品の為客観的には分かりません。
ではなぜそう思ったのかといえば、公式のギャラリーページを見ていて
「自分の作品がぱっと見分からなかった」
からです。
これは正直ショックでした。
自分の作品というものは、流し見していても結構目に留まるものなんですが、今回はダメでした。
誤解してほしくないのは、公式の掲載時の切り抜きが悪かった訳ではないと言うことです。
むしろ毎回ベストな形になっていて嬉しい限りです。
この辺は、カラーリングにまだメリハリをつけるべきだと思いました。似た紫色だからイメージがどうしても暗くなっていました。
謝辞
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
モチベーション以外の精神論は必要でないと思っているので、思考法的な内容がメインになってしまいました。
技術的なことを期待していた方には申し訳ない。(Xとかで聞いてくれれば、ぜんぜん答えますよ)
ただ、超絶加工テクニックや弩級なカスタマイズセンスが無い私みたいなものでも、受賞を狙えると言うことだけ伝えたかった。
普段はシャニマスでやってます。
拙作ではありますが、作品まとめもあるのでご覧いただけると嬉しいです。
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